ドキドキの一日

 昨日は朝から生きたヒモムシ君を持って、琵琶湖博物館へ。前の晩にG先生と北大K先生にはメールを打っておいた。
 G先生は、「ちょうど今日はミミズの専門家がいるから、この間の虫と同じかどうか見て貰いましょう」とあくまで冷静。それで研究室で顕微鏡を覗いていた「ミミズの専門家」はキャップをかぶった白人男性であった。おお、インターナショナル!
 で、ミミズではなくて、やはり先日と同じヒモムシ君であった。G先生が、「この間のを一つ返しますから」と言われるので、てっきり私の作ったへたくそ液浸標本が返却されるのだろうと思ったら、ジャムの空き瓶を返して下さった。
 残念ながら、この日も午後から会議が入っていたので、水族展示を見ることなしに、トンボ帰り。この博物館、近いのか遠いのか、よく分からない。バスの本数さえもっとあれば、と思う。
 職場に戻ると、G先生とK先生のメールのやり取りが入っていた。なんでも、ドイツの知り合いにタイプ標本の利用が可能か、問い合わせて下さっているとのこと。まあ、期待は控えめに、なのだが、ちょっとドキドキではある。私が長〜い会議に出ていたあいだに、お二人の観察のやり取りが続いていた。
 夜、眠い目をこすりこすり、英文メールの単語を調べ、それから、我が家の水槽に今までに入れたことのある水草をリストアップ。便利なことに通販サイトの買物履歴から、もとの商品をたどり、学名等を調べることができた。で、根性で英作文をして、送信。こういう時は、なぜか頑張ってしまうのだ。
 今日もヒモムシ君を探すべく、オサ掘りならぬヒモ掘りをしたが、見つからず。180度方向転換をして、ヒモムシ君が繁殖してくれないかな〜などと思う今日この頃。