上海動物園/毛沢東旧居/衡山馬勒別墅飯店/ICOM上海大会開会式

 上海、面白すぎて、早くも2日目で、もう帰国後、社会復帰できなくなりそうな勢い。朝、ホテルの窓から下を見下ろすと、何か不思議な建物が。庭園で写真を撮っている人がいるので、中に入れそう。あとから、これが衡山馬勒別墅飯店(1936年建築、上海初の近代優秀保護建築物に指定)だと知る。

 上海動物園へ。地下鉄が動物園まで開通していると思い込んで、10号線に乗ったところ、上海動物園へ向かう線はまだ開通していなかった。さて、困った。タクシーを止めようと手を上げかけたところ、結構イケメンなお兄さんのバイクが止まって、乗っていけ、という。ノーサンキューと言うも、大丈夫、大丈夫、と。断り切れずに、乗る。ノーヘル、それに、中国の道路は色んなものが出てくるので、怖い。が、けっこうスピーディーに動物園に着く。謝謝、と言って別れようとすると、代金を請求された。えっ?という感じだったが、仕方ないので10元札を渡す。133円くらい。まあ、無事に着いたし、タクシーより速いので、いいとしよう。でも、レディーは真似をしないように・・・・白タクならぬ白バイである。意味違うけど。
 上海動物園ですごかったのは金魚。これに尽きる。野外に丸いガラスの閉じた柱が何本かあり、その中に、大きな金魚がいっぱい。壁側にも、金魚水槽。出目金(銀ちゃんみたいなの)、ランチュウ、その他、これでは生きているのが辛かろう・・・と思うような変な金魚が満載。



サル、ゴリラも見ごたえあった。お目当ての草食動物は、北京動物園の方が充実していた。上海動物園は40元。園内マップ1元。


 帰りはタクシーで2号線の淞虹路まで出た(15元)。南京西路で降りて、ホテルまで歩こうとして、古い建物の不思議な一角に紛れ込んだ。ここも近代優秀保護建築物に指定されている張円という地区(1872年から建築)。家の前でマージャンしてる人たち。


 さらに歩いていくと、毛沢東旧宅というのがあったので入ってみた(入場無料)。ボランティアの学生さん2人がびちっとついてくるので、やや困惑。彼らは中国語オンリーなのだが、親切についてくる。毛沢東のパッチ(股引?)とか。若い時代からの顔写真の変遷とか・・・

 遅めの昼食。何かよく分からない店で焼きそばを注文。8元でスープ付き(日本円で106円くらい)。ちょっと脂っこいけど、まあいける。

 そして、衡山馬勒別墅飯店(クラシカルホテル)へ入ってみた。

ガーデンカフェとあるので道を進んで行くと、コスプレ撮影会。・・・で、このしゃれたカフェでカフェラテを注文。45元。さっきのヤキソバが気の毒になる値段だ。このホテル、室内もとてもおしゃれだ。






 夕方、ICOM大会の会場、エクスポセンターへ。ウエルカム・イベントのパフォーマンスがすごかった。チャイニーズ・アクロバットウェスタン・バレーとか、お琴とか、最後、京劇まで見れたのだった!すごすぎる。






そして、ウエルカム・ディナー(中華)。何と、国別にテーブルが指定されていて、折角、外国の人とお友達になるんだ!と意気込んで来たのに、日本人ばかりと名刺交換。なんでこんなところで、とは思うが。

 また、写真アップしますね。寝ないと明日起きれない!