富山市民俗民芸村(売薬資料館)

 富山駅まで戻って、富山市民俗民芸村へ。民芸合掌館、民芸館、と見たあと、お目当ての売薬資料館へ。富山の売薬の歴史を豊富な実物資料と、映像で教えてくれる。行商の5段組の行李や、行商先地方別の仲間組など。おまけ商法としての版画や紙風船などの進物。丸薬の製造道具と、製造方法のビデオがとても面白かった。丸薬を丸めるための道具や機械が進化していく様子、決まった数の乾燥した丸薬を紙袋に入れるための穴あきヘラなど。おススメ。
 7館共通観覧券を買ったが、残り時間を考えて、他の館は諦めた。
 タクシーの運転手さん曰く、富山市内は戦災でみな焼けてしまったから、見所が少ないでしょう、と。それで、昨晩から、何となく街の感じが仙台と似ていると思った理由が分かった。